マイペースなナマケロのゆるゆたブログ

自分の為の情報のまとめ

インデックス投資を継続する為に気を付けている事

ここ数年、調子のよかったインデックス投資の株価が、下がり始めていますね。

 

私の会社でも、1年ほど前からインデックス投資を始めた人が、近ごろの値下がりの影響を受けて少し落ち込んでいます。

 

そこで今回は、私がインデックス投資を継続する上で意識していることをまとめてみようと思います。

 

私がインデックス投資をするうえで意識している事

 

私がインデックス投資をするうえで意識していることは以下になります。

 

  • インデックス投資に過度に期待しない。
  • 資産形成で重要なのは投資よりも労働。
  • 自分が安心して投資を継続できることを最優先にする。

 

それぞれ解説していきます。

 

インデックス投資に過度に期待しない

いきなり夢の無い事を書いてしまいますが、私がインデックス投資に対する認識は以下のようになります。

 

 

インデックス投資でFIREすることは難しい

 

インデックス投資を30年ほど継続し、結果として4600万円ほどの資産に育ったとします。

 

条件はこちらになります。→*1

興味が有ればご覧ください。

 

 

そして、引退し、取り崩しを始めます。

 

この4600万円全てを運用し続けるのはリスクが高いので、半分の2300万円をインデックスファンドとして運用し続け、4%ルールで取り崩します。

 

そうすると年間の資産収入は92万円ほどになります。

 

そしてこの92万円にも税金が掛かる為、手取りは約73万円ほどになります。

これを12か月で割ると、月額の資産収入は約6万円ほどになります。

 

4600万円という大金を準備できたとしても、無理の無い取り崩しを行おうとすると、資産収入だけで生活を賄うことは難しいのです。

 

インデックス投資の利回りよりも、労働の収益の方が大きい

上記の条件であった場合、インデックス投資からの資産収入は月額6万円ほどになります。

 

もし仮にフルタイムで労働を続けた場合は、アルバイトであっても月に10万円ほどの収入は見込めると思います。

 

つまり、私たちのような一般的な会社員がインデックス投資を30年続けたとしても、得られる資産収入よりも、労働収入の方が大きいのです。

 

大切なのは投資よりも労働

上に書いたように、インデックス投資の利回りでFIREをすることは難しいです。

 

逆に言うと、資産形成を考える上で、労働の持つ力はとても大きいのです。

 

私たち、一般的な会社員が老後の為の資産形成を成功させるためには、いかに労働からの入金力を増やすかが重要になります。

 

自分が安心して投資を継続できる事を最優先する

インデックス投資でFIREすることが難しいのであれば、無理にリスクの大きい運用を続けなくて良いと思っています。

 

FIREをすることは難しかったとしても、引退後に毎月6万円ほどの資産収入が得られるのはとても心強いことです。

 

そこで私が意識しているのは以下になります。

 

  • 社会情勢のニュースで不安になるなら米国集中ではなく全世界に分散する。
  • 常に適度な待機資金を準備し、暴落時でも安心できるようにする。
  • 暴落しても、数年の労働収入でカバーできる金額で投資を継続する。

 

まとめ

今回は、私のインデックス投資の方針と考えについてまとめました。

 

上に書いたように、私にとってインデックス投資は「過度に期待せず」「できる限り手間を掛けずに資産形成をする為」の手段になります。

 

インデックス投資で行うのは、投資商品を決め、積み立て設定をした後は、自分のリスク許容度に合わせたリバランスくらいです。

 

資産形成の為に、今を生活を過度に制限するのではなく、ほどほどに今の生活を楽しむことも、自分の人生を考える上で大切だと思います。

*1:

インデックス投資の条件は以下です。

 

  • 毎月5万63333円(積み立てNISA・iDeCoをフル活用)を積み立て。
  • 全世界インデックスファンドに投資して、運用利回りは5%を想定。
  • 積み立て期間は30年間。
  • 結果、4600万円ほどに成長