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投資信託は円安対策になるのか調べてみた。

近ごろは、円安が大きく進み、20年ぶりの水準などとニュースが流れています。

 

今回は、そんな円安に対して、投資信託保有することが対策になるのかどうかを調べてみました。

 

投資信託は円安対策になる

 

結論から言うと、投資信託は円安対策になるそうです。

 

今回参考にした記事はこちらです。

 

www.nikkei.com

 

この記事によると以下のようになります。

 

  • 円安に対抗するためには、外貨建ての商品を持つ必要がある。
  • この外貨建て商品というのは、取引する際の通貨ではなく、投資商品の中身が外貨建てである商品。
  • 投資信託の値段は円建てで示されるが、それはその日の為替レートに合わせて算出されて示されている。

 

 

つまり、円で購入した投資信託であっても、その中身が外貨建ての投資商品で運用されているのであれば、為替の影響を受け、円安の対策になるということです。

 

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーの場合

 

では、具体的な投資信託を例にしてみてみます。

 

今回取り上げるのは、私もメインの投資先として積み立てている「eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー」です。

 

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー」は全世界の株式市場にの値動きに連動する投資成果を目指す投資信託です。

 

こちらの商品の目論見書を見てみると、「主要な資産の状況」の項に、組み入れ上位通貨が上位10位まで挙げられていました。

 

組入れ上位10位までの通貨は以下。

 

1 アメリカドル 61.7%
2 ユーロ 8.4%
3 円 6.1%
4 イギリスポンド 3.6%
5 香港ドル 3.4%
6 カナダドル 2.9%
7 スイスフラン 2.5%
8 オーストラリアドル 1.8%
9 ニュー台湾ドル 1.7%
10 韓国ウォン 1.4%

 

つまり、eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーの中身は、これらの通貨建ての投資商品で運用されているということだと思います。

 

まとめと感想

今回は、投資信託が円安の対策になるのかどうかについて調べてみました。

 

私は今まで、投資信託が為替の影響を受けるかどうかの理解が曖昧なまま資産運用を続けていました。

 

しかし、今回調べてみて、例え円で購入した投資信託であったとしても、その中身が外貨建ての投資商品で運用されているのであれば、為替変動の影響を受ける事が分かりました。

 

これはつまり、中身が外貨建ての投資商品で運用されている投資信託であれば、円安対策になるということです。

 

ただ、逆に言うと、円の価値が上がる円高に進んでいくと、投資信託の値段が下がっていく可能性も有るということだと思います。

 

どちらに転んでも大丈夫なように、心地よいバランスを探りながら資産運用を続けていけたら良いなと思っています。