私が考えるインデックス投資をするメリットとデメリット
今回は、私が個人的に感じているインデックス投資のメリットとデメリットをまとめてみようと思います。
私が感じているインデックス投資のメリットは以下になります。
- 倹約の習慣が身につく
- 税金や補助制度・社会保障に対する関心が増す
- 手間が掛からないので、今の生活を大切にできる
逆に、私が感じているインデックス投資のデメリットは以下になります。
- 投資の成否が、取り崩しの段階になるまでわからない
- 倹約が行き過ぎて、今の為にお金が使えなくなりがち
私が感じるインデックス投資のメリット
倹約の習慣が身につき、自分の価値観を見つめるきっかけになる
インデックス投資をする為には、投資をする為の投資資金が必要になります。
それは多くの場合は私たちの給料から捻出される事になると思います。
積み立てNISAを満額活用するとなると毎月3万3333円。
DeCoを含めると5万6333円の投資金額になります。
私は、必ずしも満額を投資する必要は無いとは思っていますが、それでも私たちのような一般的な会社員にとっては、インデックス投資に回すための投資資金を捻出するためには、倹約の工夫と努力が必要になってきます。
- 無駄な支出が無いか?
- 自分にとって本当に大切なお金の使い方はどのような使い方なのか?
このような事を日々考えながら生活する習慣は、倹約という意味だけでなく、自分の価値観を見つめ、より豊かに生きる為に良い事だと思っています。
税金や補助制度・社会保障への関心が増す
インデックス投資を行うためには、積み立てNISAやiDeCoを活用する事が優先されます。
積み立てNISAもiDeCoも、投資に関わる「税金」を免除してもらえる「制度」です。
これらを活用してインデックス投資を行うということは、今現在、社会が用意してくれている「制度」を使って「税金」に対して主体的に対策を講じているということです。
これは、私たちが収めている「税金」や「補助制度」に対する意識が高まるきっかけになると思っています。
このような、私たちを助けてくれる制度は他にもあります。
- ふるさと納税
- 健康保険
- 年金
- キャッシュレス決済のポイント付与など
これらの制度を改めて調べてみようと思ったり、活用するきっかけになると思います。
手間が掛からないので、今を大切にできる
インデックス投資では基本的に、インデックス連動の投資信託への投資を定額で積み立てていくことになります。
インデックス投資を続ける上で行うことは、基本的には以下のような事になります。
自分の投資方針が決まり、投資商品を決めて積み立ての設定を行えば、基本的にはほとんどすることは有りません。
リバランスに関しても、そんなに頻繁にするようなものでもありません。
自分のリスク許容度にだけ注意しておき、10年、20年の期間を視野にして、投資信託の比率が高くなり過ぎた時などに行えば良いと思っています。
インデックス投資とはほどほどの距離感を維持し、今を豊かにする事も大切にして、日々の生活を楽しめると良いと思います。
私が感じるインデックス投資のデメリット
投資の成否が、取り崩しの段階になるまでわからない
一般的に、全米や全世界に投資するインデックス投資を20年以上継続した場合は、ほとんどの場合で資産は増えると言われています。
これは過去のチャートを見てもそうですし、専門家の研究でもそのような結果が出ていると言われています。
しかし、過去のチャートはあくまでも「過去」のチャートですし、未来を保証するものではありません。
私は、過去の前提を覆す事が起きる可能性も「絶対に無い」とは言い切れないと考えています。
だからといって、インデックス投資は行わない方が良いとは思いません。
大切なのは、以下の事だと思っています。
自分の価値観と安心を大切にして、無理の無い範囲で続けていくことが大切だと思います。
倹約が行き過ぎて、今の為にお金を使えなくなりがち
インデックス投資の入金額を増やす為に努力をしていると、必要以上に節約をしてしまうことが有ります。
- 今しかできない事
- 今の生活を豊かにしてくれる事
- 思い出になる事
このような事に使うお金までも節約してしまい、必要以上に「今を犠牲にしてしまう」事が有ります。
将来の為に倹約することは大切です。
しかし、今を大切にすることも大切です。
自分にとって、ちょうど良いバランスを探っていくことが大切だと思います。
まとめ
今回は、私が個人的に感じているインデックス投資のメリットとデメリットをまとめてみました。
私は、インデックス投資は私たちの将来を豊かにしてくれると期待しています。
しかし意識しておかないと、逆に過信してしまったり、過度に今を犠牲にしてしまいがちになってしまうことも有ると思います。
自分にとって、どの程度のバランスがちょうど良いのか、探りながら継続できれば良いですね。