FIREの種類
Kindle Unlimitedで見つけた本でFIREの種類が説明されていました。
自分に合うFIREのスタイルを考える上で、参考になると思うのでまとめてみます。
FIREの種類
この本では、大きく分けて2分類のFIREスタイルが紹介されていました。
それが以下のスタイルになります。
- ①資産収入では足りない生活費を労働で補うFIREスタイル
- ②全て資産収入で賄うFIREスタイル
この中から更に細かく分類されます。
①資産収入では足りない生活費を労働で補うFIREスタイル
こちらのスタイルのFIREは以下の2つになります。
- バリスタFIRE
- サイドFIRE
バリスタFIRE
バリスタFIREというのは、資産収入だけでは不足する生活費は、パートなどで働きつつ生活するスタイルです。
パートなど、会社に雇われて働くことで、会社員としての社会保障も活用しつつ生活することができます。
サイドFIRE
サイドFIREも、資産収入だけでは不足する生活費は労働で賄うスタイルですが、バリスタFIREと違って、副業などの事業所得を自分で稼いで生活費を賄うスタイルです。
バリスタFIREと違い、社会保障の面では劣りますが、自分の努力次第で収入を大きく増やせる可能性が有ります。
②生活費を全て資産収入で賄うスタイル
こちらのスタイルには以下の2つが有ります。
ファットFIRE
最低限の生活費だけでなく、贅沢をするお金も全て資産収入で賄えるFIREスタイルです。
多くの資産が必要なので、達成するのが難しいFIREスタイルです。
リーンFIRE
最低限の生活費は全て資産収入で賄えるFIREスタイルです。
贅沢に関しては、何かしらの形で働いて得た収入で行います。
贅沢に関しては限られますが、働くか、働かないかを自分で決められるレベルのFIREです。
コーストFIRE
FIREすることはできるが、あえてそのまま働き続けるFIREスタイルです。
社会との繋がりを維持しつつ生活できます。
仕事を続けるので実際にはFIREではありませんが、仕事のやりがいを大切にしたり、やりたい仕事を選んで働くことができます。
まとめ
今回はFIREの種類について記事にしてみました。
一口にFIREと言っても、様々なFIREが有ります。
様々なFIREの種類を知ることで、自分の価値観や実現性と照らし合わせて、資産形成のプランを考える事が出来ますね。
生きがい探し
質素倹約は大切だけど……
私は資産形成の為にインデックス投資をしています。
積み立てNISAとiDeCoをフル活用し、もしもの時に備えて貯金もし、公的社会保険等もフル活用していきたいと思っています。
日々の支出に関しても、自分にとって必要な物に厳選するようにして無駄な支出もできる限り減らしていますが、このような生活をしていると、自分の人生はこれだけで良いのだろうか?と感じてしまうことがあります。
何もなくて良い……だけど……
私はあまり欲がありません。
モノが増えると掃除がしにくくなるので、あまり持ちたくありません。
にぎやかで元気な場もあまり得意ではなく、一人でのんびり好きなことをしているのが心地いいです。
人と関わると疲れてしまいます。
マイペースが自分に合っていると感じます。
趣味は読書や散歩、あとはちょっとしたトレーニング(ジョギングや筋トレ、水泳など)が出来ればそれなりに満足です。
お腹が空いてくると「体が健康だなぁ」と感じて嬉しくなるし、ジョギング後にお風呂で冷えた体を温めている時も凄く好きです。
それだけでそれなりに満足なのです。
ですが、このような生活だけで、日々の生活やこれからの人生を終えてしまって良いのだろうか?とぼんやりと考えてしまいます。
生きがいや喜びを持ちたい
今の生活にも、嫌なことや不満に感じる事は有ります。
それでも、それなりに満足だし、自分に合っているとは思いますが、少しずつでも自分の毎日を豊かにできる何かが見つかればと考えています。
今の生活の延長線上に、もっと別の道へ進む道が見つかればと思っています。
私たちが加入している「健康保険」で受けられる給付をざっくりとまとめました。
私たち会社員は、みんな健康保険に加入しています。
給与明細をみてみると、毎月けっこうな金額の健康保険料が天引きされています。
せっかく、毎月健康保険料を納めているのに、その保険でどのような補償が受けられるのかを知らないのは、とても勿体ない事だと思います。
この記事では、ざっくりとした健康保険の補償内容をまとめています。
あくまでも概要を知る為の記事ですので、詳しい内容は割愛しています。
また、記事の内容はこちらの書籍を参考にしています。
健康保険の立ち位置を知るために、公的医療保険をざっくりと説明
健康保険も公的医療保険の1つです。
この記事では、健康保険で受けられる補償のお話をいたしますが、その前に、まずはざっくりと公的医療保険についてお話します。
健康保険の立ち位置を知る為にも、他の公的医療保険の種類もざっくりとみてみましょう。
公的医療保険には3つの種類がある。
公的医療保険には以下の3つが有ります。
ざっくりと分類すると、「会社員なのか?」「そうでないのか?」「75歳以上か?」で分類が変わります。
この記事では、私たち「会社員が加入している」、健康保険に焦点を当てて、記事を書いています。
健康保険の概要
受けられる補償内容は以下の6つです。
- 病院等で受けた医療費の自己負担額を減らせる。
- ひと月の医療費が上限額を超えた場合、請求すれば超えた分を返金してもらえる。
- 子供が生まれた時に、子供1人につき42万円の支給が受けられる。
- 出産の為に仕事を休んだ場合に、支払われない給与の一部を支給してもらえる。
- 病気やケガで3日以上連続で仕事を休んだ場合、支払われない給料の一部を支給してもらえる。
- 被保険者が亡くなった時に、葬儀をした家族に5万円支給してもらえる。
それでは、それぞれをざっくりと説明していきます。
①医療費の自己負担を減らせる。
まずは、医療費の自己負担の軽減です。
病院や歯医者などで診察を受ける時に保険証を持って行きますが、あの時に健康保険の補償が受けられているのですね。
自己負担額の割合も、いくつかに分けられていて、以下の3つの分類に分けられています。
- 小学校入学前 = 2割
- それ以降から70歳まで = 3割
- 70歳~75歳未満 = 2割(現役並みの所得の人は3割)
70歳~75歳未満の人の場合は、所得の水準によって、負担額が変わります。
②ひと月の医療費が上限を超えた場合の返金
ひと月の医療費が上限を超えた場合に、超えた分の返金を受けられる補償を「高額療養費制度」と言います。
自己負担額の上限は、その人の標準報酬月額によって分類されています。
(※標準報酬月額といってもわかりにくいので、ここではざっくりと「月の平均の給料」と思って頂ければOKです。)
ひと月の給料が26万円以下の場合は上限は固定されています。
- ひと月の給料が26万円以下 = 57600円が負担額の上限
- 住民税非課税世帯 = 35400円が負担額の上限
ひと月の給料が26万円以上になると特別な計算式が導入されて、負担額が増えていきます。
ですが、ひと月の給料が50万円以下であれば、10万円前後がひと月の上限額になってくることが多いと思います。
※こちらの説明は概要ですので、正確な分類や金額に関しては、窓口や書籍・ネット等で改めて確認して頂ければと思います。
③子供が生まれた時に支給される。
こちらは、「出産一時金」と言います。
被保険者(または扶養家族)が出産した場合に、一人につき42万円の支給が受けられれます。
この制度の対象は、「産科医療保障制度」に加入している病院での出産が対象になります。
④出産する時に仕事を休んだ場合に、給料の一部を支給してもらえる。
こちらは「出産手当金」と言います。
被保険者が出産の為に仕事を休んだ時に、給与が支払われない場合、仕事を休んだ日数分の給料の一部が支給されます。
対象期間は以下になります。
- 出産前の42日間
- 出産後の56日間
⑤病気やケガで、会社を3日以上連続で休んだ場合に給料の一部が支給される。
こちらは「傷病手当金」と呼ばれます。
病気やケガで3日以上連続で仕事を休んだ場合に、4日目から最長1年6か月までの期間で給料の一部が支給されます。
病気やケガで3日以上連続で休んだ場合になるので、「2日休む→出勤→2日休む」といった場合では適用されません。
また、土日休みの会社の場合で、「2日休む→土日の休業日→2日休む」といった場合は、連続で休んでいるので、対象になります。
⑥被保険者が亡くなった時に、葬儀をした家族に支給される。
被保険者が亡くなった時に、その家族に対して5万円が支給されます。
また、被扶養者が亡くなった場合でも、被保険者に対して5万円が支給されます。
例えば、旦那さんが被保険者(会社員)で、奥さんが被扶養者(専業主婦)だった場合は以下のようになります。
- 旦那さんが亡くなる = 奥さんに支給される。
- 奥さんが亡くなる = 旦那さんに支給される。
まとめ
最後までお読みいただき有り難う御座いました。
ここまでが、会社員が加入している「健康保険」で受けられる補償のざっくりとした内容です。
私たち会社員は、みんな健康保険に加入しています。
せっかく毎月保険料をおさめているので、自分がどんな補償を受けられるのかを知っておくことは、「安心した生活を送る為に必要な保険を知る為」にも「無駄な支出を減らす為」にも重要なことだと思います。
既に加入している社会保障を活用するには新たなスキルを身に付ける必要も有りません。
計算式等、ややこしいところはできるだけ省略した、ざっくりとした説明でしたが、もっと詳しく知りたいという人は、改めて調べてみてはいかがでしょうか?
年金は株式とは違う値動きの資産?
- 年金は皆が加入している老後生活の要
- 今回の記事で取り扱うのは国民年金と厚生年金
- 国民年金・厚生年金について
- 年金の3つの補償
- 年金は受け取り開始を遅らせる事で、受け取り額を増やすことができる
- 資産形成における株式・預金と年金の違い
- 年金はインフレ(物価上昇)リスクに対応している
- 年金は老後の生活の重要な要素
年金は皆が加入している老後生活の要
私は、老後の生活の為に、積み立てNISAやiDeCoを活用して資産形成を頑張っています。
そんな中、今回は年金について考えてみました。
私たち、20歳から60歳までの人は、国民年金に加入しています。
会社員であれば厚生年金にも加入しています。
毎月の給与明細を見ると、厚生年金でかなりの額が天引きされています。
それなのに、年金の事をあまり知らないで資産運用をすることはとても勿体ない事だと思いました。
今回は私なりに調べて考えた事を記事にまとめたいと思います。
今回の記事で取り扱うのは国民年金と厚生年金
年金には、国民年金・厚生年金・私的年金の3種類の年金があります。
そして、この中で国民年金・厚生年金の2つは「公的年金」と呼ばれ、国が運営してくれています。
- 国民年金 = 20歳から60歳までの国民全員が加入している年金
- 厚生年金 = 会社員や公務員などが加入している年金
私的年金は、iDeCoや企業年金のような個人や企業が運営している年金です。
この記事では、公的年金である国民年金・厚生年金を取り上げて考えています。
国民年金・厚生年金について
ここでは、国民年金と厚生年金のざっくりとした説明をします。
国民年金
まずは国民年金です。
国民年金は20歳から60歳までの国民全員が加入しています。
現役世代の全ての人が加入している基礎の部分なので、年金制度をピラミッドの階層に例えて「年金の1階部分」とも呼ばれたりします。
国民年金の支払う保険料
支払う保険料はどの加入者でも同じで月額16000円ほどです。
その年に決まった金額に、物価や賃金の伸びにより調整されます。
国民年金を受け取れる条件と金額の決まり方
国民年金は、10年(120か月)以上収める事で受け取る事ができるようになります。
受け取り額は20歳から60歳までの40年間支払うことで、満額で年78万円ほど(2022年現在)になります。
厚生年金
次に厚生年金です。
厚生年金は、会社員や公務員などが加入できる年金です。
国民年金に加えて加入している上乗せ部分の年金なので、「年金の2階部分」と呼ばれたりもします。
厚生年金に支払う保険料
厚生年金に支払う保険料は、私たちの給料によって決まります。
詳しい説明は省きますが、収入が増えるほど支払う保険料は増える仕組みになっています。
厚生年金を受け取れる条件と金額の決まり方
厚生年金を受け取れる条件は、国民年金の受け取り条件を満たした上で、厚生年金保険料を納めていれば受け取れるようになります。
つまり、国民年金を10年(120か月)以上支払っていて、厚生年金にも1か月以上加入していたことが有れば受け取れるようになります。
(※ただし、65歳未満で受け取る場合は、1年以上厚生年金に加入している必要があります。)
厚生年金は、支払った金額によって増えてきます。
収入・加入期間によって違うので、受け取り額は人それぞれで大きく違います。
年金の3つの補償
年金には、老後に受け取れる年金である「老齢年金」以外にも、2つの補償が受けられます。
それが以下の2つです。
- 障害年金 = 障害を負ってしまった時に受け取れる年金
- 遺族年金 = 被保険者が亡くなってしまった時に、遺族が受け取れる年金
老後の収入源としてだけでなく、現役時代の補償としての役割も持っています。
年金は受け取り開始を遅らせる事で、受け取り額を増やすことができる
基本的な年金の受け取り開始は65歳からになりますが、受け取り時期は早めたり、遅らせたりすることが出来ます。
受け取り時期を早めると、その分多くの年金を受け取れると思いそうですが、実はそうではなく、受け取り開始を早めると、その分年金の受取額は減ってしまいます。
逆に、受け取り開始を遅らせる事で、受取額を増やすことができます。
- 60歳から受け取る(5年前倒し) = 本来の受取額から30%減
- 70歳から受け取る(5年先送り) = 本来の受け取り額から42%増
自分の資産状況や労働状況によって、受け取り時期を決めることは、老後の生活を考える上で重要になってきます。
資産形成における株式・預金と年金の違い
私は老後の為の資産形成の中心として、株式(インデックスファンド)・預金を中心に考えています。
そして年金は、老後の収入源の要として、株式や預金とは別の値動きの資産としてとらえています。
というのも、年金にはインフレ(物価の上昇)に対応するための仕組みが有るからです。
年金はインフレ(物価上昇)リスクに対応している
年金には、「物価スライド」という仕組みが有ります。
これは、物価の上昇によって年金の支給額が調整される仕組みです。
株式や預金は、インフレによって価値が減るという話を見かける事が有りますが、年金はこれに対して対応できる資産としてもとらえられます。
年金は老後の生活の重要な要素
現在は少子高齢化が進んでいて、私たちの老後の生活は年金だけでは苦しくなるかもしれません。
とはいえ、年金は株式や預金と違い、寿命が続く限り一生受け取り続ける事が出来ます。
なので年金は、老後の生活を安心して送る為の重要な収入源の一つだと思っています。
積み立てNISAやiDeCoを使った資産運用、年金、老後の労働なども含めて、自分にとってより良い老後の生活を送るために、今から準備をしていきたいですね。
私が使っているマインドマップのアプリ
今回は私が使っているマインドマップを紹介をします。
マインドマイスター
マインドマイスターは、スマホアプリとPCのブラウザで利用することができるマインドマップです。
スマホアプリ版とPCブラウザ版は同じデータを共有しています。
その為、以下のようなことが簡単にできます。
無料でも利用できますが、無料版は作れるマインドマップに数に制限があり、機能にも制限が有ります。
私は有料のパーソナル版を使っています。
パーソナル版では、作れるマインドマップの数の制限がなくなります。
フォルダ機能もあるので、情報整理にも便利です。
スマホとPCで同じマインドマップを共有したい人にお勧めです。
ちなみに、無料マインドマップアプリの「シンプルマインド」と「Googleドライブ」を組み合わせて、スマホとPCでデータを共有をする方法もあります。
しかし、こちらの場合は、スマホとGoogleドライブのデータ共有にラグが有り、同期が完全に終わる前に操作をしてしまうと、バグが発生してしまうので使うのを辞めました。
お金のことを色々調べていて思ったこと
会社員で働くのも悪くない
私が、資産運用やそれに関する制度、社会保障について調べているのは、できるか限りお金のことを考えずに生活をしたいからです。
そして、その結果、今のところは普通に会社員として働くのが一番気楽だという考えに落ち着きつつあります。
会社員として働いていれば、安定した収入が得られ続けます。
一人で働いている訳ではないので、会社の人たちと助け合うことができるし、会社にはノウハウが蓄積されているので、ベテランの先輩から教わることもできます。
老後のお金の不安に関しても、年金の積み立て、積み立てNISAやiDeCoで堅実な資産運用を続けていけば、概ね解決します。
生活リズムも安定していますし、仕事とプライベートの切り替えも行い易いです。
私は、仕事も嫌いでは無いですし、むしろそこそこ好きでもあります。
なので、この働き方はそれなりに有っているのではないかと思っています。
忙しい普通のサラリーマンがセミリタイアできる本
今日、Kindle Unlimitedで本を探していて、面白い本をみつけました。
それがこちらの「忙しい普通のサラリーマンがセミリタイアできる本」です。
こちらの本では、本人曰く「ごく普通のサラリーマン」である著者が、実際にセミリタイアをして直面した現実などが色々書かれています。
この本ではフルリタイアではなく、セミリタイアなので働く必要があるわけですが、セミリタイアしてからの収入面での苦労や、それに伴う家族間での苦労も色々あったようです。
Kindle Unlimitedで無料で読む事ができるので、興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか?
普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門
ちなみに、「FIREやサイドFIREなどの早期リタイアに興味が有るけど、別に働くことが嫌いではない」という方には、こちらの本もお勧めです。
こちらの本は、年金などの社会保障を活用しつつ、一般的な引退年齢である65歳よりも早めに引退する方法が解説されています。
具体的には、以下の3つのリタイアについて解説されています。
- 難易度の高い40代FIRE
- チャレンジしてみる価値のある50代FIRE
- 高い確率で達成可能な60歳のプチFIRE
会社員が嫌ではないけど、それでも早めにお金の心配を解消したいという方にはお勧めです。
ちなみに、この本ではFIREと書かれている通り、完全に働かないリタイアを目指しています。
アルバイトやパートで働くセミリタイアで良いという場合では、この本で書かれているよりもハードルは下がると思います。